大阪のシンボル通天閣。そのお膝元の 新世界で「お か み さ ん」と町中の人たちから頼りにされている 一人の女将がいます。 このブログは新世界のおかみさん「衣川 あや子」に スポットを当て応援します。
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おかみさんの夢十夜  第四夜
2008-02-02-Sat  CATEGORY: 小説・創作
 
みなさんも

小さい時の

こんな記憶は

ありませんでしたか?

夜一人で

寝るとき

怖いものが

来たら

布団に

隠れればいいと・・・・

布団が

守ってくれると・・・・・

ここでひとつ、おもしろ情報です

おかみさんが

まだ

小さいときの頃のお話です

やっと

親と一緒に寝るのを

卒業して

一人自分の部屋で

寝だした頃のお話なんです

冬の寒い頃

あったかい布団にくるまって

寝付けようとしていたら

四畳半ほどの

狭い部屋の

隅の方で

誰かが咳をした

ゴホン

と大きい咳では無く

コンコン

と小さな咳だ

空耳かな?と思い

気にしないでいたら

今度は

何か苦しそうに

また

コンコンと咳をしいている

「誰かいるの?」

おかみさんが問いかけてみるが

返事が無い

とまた

コンコンとする

狭い部屋なので

いくら暗くても

そこに人が居れば

暗闇の中に見えるのだが

目をこらして見ても

壁しか見えない

怖くなった

おかみさんは

頭から

布団をかぶった

もちろん

布団から

手や足が出ないようにして・・・

コンコン コンコン

また咳をしている

布団の中で

恐怖で震えている

おかみさんの方へ

その咳のする方向から

畳を擦って

何かが近づいて来ている

例えば

正座をしながら

畳の上を移動するときに出る

あの

すっーすっーという音だ

「お布団の中にいれば大丈夫だ

相手からは見えないだろうし

お布団が守ってくれる」

そう自分に言い聞かせた・・

でも

すっーすっー

という音がどんどん

近づいてきて

やがて消えた

安心したのも

つかの間

布団をかぶっている自分の

ちょうど顔の真上のあたり

布団の厚みだけの

すぐ上から

「コンコン コンコン」

と咳をしている

おかみさんの恐怖は

既に

限界を超えている

「お布団に隠れていれば

通り過ぎていってくれるはず」

そう

信じた



その

すぐ上から

薄い布団越しに

苦しそうな

押しつぶしたような声で

「 そんなことをしても無駄だよ 」

それから

おかみさんの

意識は

フゥ~と

遠のいたそうです

新世界のおかみさんは

明日も元気です












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コメント

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これは怖いです
コメントまこと | URL | 2008-09-28-Sun 20:27 [EDIT]
これは怖いです。夜読まなければよかったです。
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